大人も手足口病にかかる~その2~

救急病院について1時間半が経ち、やっと診察室に呼ばれました。
それぞれの症状を先生に説明します。

◆お兄ちゃん
・今日の夕方から39度の熱
・くしゃみ、鼻水、咳などは無し
・食欲普通、水分摂取問題なし

◆妹ちゃん
・2~3日前からくしゃみ、咳
・熱は無し
・口の中に口内炎か乳カスのようなものがある
・授乳はいつも通り
・おしっこはいつもより少し少なめ

先生はそれぞれの体の状態を確認されました。
私が咳をしていたのに気づいた先生は、誰が一番最初にかかったのかはわからないが、おそらく皆一緒の風邪でしょう、と言う事でした。
症状はみんなバラバラに見えるけれど、妹ちゃんは母乳に含まれる私の免疫の作用で熱が出にくく、その免疫が無いお兄ちゃんだけが熱を出したのではないか、と言う事でした。

ただ、今RSウイルスが流行していて、2か月の子どもがかかることはあまりないけれど、かかると重症化しやすいので一応念のため検査しておきましょうということになしました。
お兄ちゃんはRSウイルスだとしても大きいので大丈夫、と言う事で検査なしです。

また待合室に戻って検査結果を待ちます。
これまた30分くらいは待ったと思います。もう11時前で、お兄ちゃんはそろそろ限界です。
ここでふと気になる事が。
妹ちゃんの口の中に口内炎のようなものがあって、一番最初にヘルパンギーナを疑いました。お兄ちゃんも1歳の夏にかかったのでもしかしてと思ったのですが、あまりに月齢が低いので、まさかなぁと思っていたのです。
そこで何気なく自分の手のひらを見てみると、何だか赤いブツブツが・・・。私は多汗症で手のひらや足の裏に汗をかきやすく、年に1、2回炎症を起こすことがあるので、今回もそれだと思っていたのですが・・・。
この二つから、もしかして「手足口病」ではないかと疑いだしました。

再び診察室に呼ばれて、検査結果は陰性だったと聞きました。
先生に、ちょっと気になる事があるのですが、と言って私の手のひらを見せました。
「あー、手足口病ですね」
やっぱりか!そうだったか!
口内炎のある妹ちゃんと、熱だけの兄ちゃんには手足の斑点は現段階ではありませんが、これからもしかしたら出てくるかもしれませんと言われました。普通は大人はかからないんですけどね、とも。
でも病名がわかってちょっとすっきりしました。

◆お兄ちゃん
・解熱剤と、粉薬を処方
・2~3日でまだ熱が下がらないようであれば再受診

◆妹ちゃん
・飲み薬を処方
・38度以上の熱が出たら再受診

お兄ちゃんは先生に「ありがとうございました」と言いました。
熱があってしんどいのに、自分からすすんでお礼を言えたのは本当にすごいなと思いました。いっぱい褒めてあげました。

診察室を出てから薬の処方と会計を待ちます。これがさらに30分くらい。粉薬とシロップの調剤に時間がかかったのだと思います。お兄ちゃんはとうとう待合室の椅子の上で眠ってしまいました。
結局病院を出たのは日が変わる0時前でした。

お兄ちゃんは水分をたくさんとっていて、待ち時間に1回おむつを替えたのですが、その後もたくさんおしっこが出て、ズボンが濡れてしまっていました。
車の中で服を全部着替えて、ついでに解熱剤(おしりから入れるタイプ)を入れて、やっと家に帰ります。
私も相当疲れていましたので、安全な道を選んで、よくよく注意して家まで運転して帰りました。

家に帰ったのは0時半。
1時前にパパさんが帰宅。簡単に事情を説明して、眠りにつきました。

ああ、疲れた。

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