帝王切開レポ当日編⑦ ~今夜は痛み(後陣痛)との闘い~


帝王切開レポ
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帝王切開の手術から3時間余りが経ちました。
皆が帰って一人になって、少し ウトウトしたので、夜の8時半から30分ほど眠っていたようです。

21:00 目覚めると腹痛が増していた
目が覚めると寝る前よりお腹の痛みが強くなっていました。大きく息をするのが難しいくらいです。息を吸うとお腹が膨らむじゃないですか、それさえ痛いです。息はちょっと吸って、ふぅ・・・と出すような感じ。これはまずいな、と思い、ここで已む無く1回目の痛み止めを使用することを決断しました。

これから帝王切開を受ける皆さまに僭越ながらアドバイスです。
後陣痛は麻酔が切れるのと反比例して痛みが増していきます。その痛みはだいたい麻酔が切れる頃から、半日ないしは1日がピークだと言う方が多いそうです。私もそうでした。
痛みが強い場合は痛み止めを処方されるのですが、次の使用まで6時間開けないといけません。どこで使用するかはある程度計画を持って使用した方が賢明です。
というのも、痛み止めと言っても完全に痛みが無くなるわけではなく、さっきより少しマシになったかな程度しか効きません。なので、痛み止めを使用するタイミングとしては、痛みが増してきたと感じる序盤よりも、ギリギリまで粘ってこれ以上は無理だというところで使用する方が効果的だと思います。
痛み止めの種類や効き方の違いなどあると思いますが、一ケースとして参考にしてください。
私は2回の帝王切開を経験して、後陣痛をいかに乗り越えるか、これが一番のヤマだと思っています。

21:30 ギリギリまで粘ってナースコール 1回目の痛み止め
看護師さんも、「痛いですか~そうですか~痛み止めですね~準備してきますね~」と慣れた感じで対応してくれます。
こちらの病院では、痛み止めは注射や飲み薬ではなく、座薬でした。浣腸や尿道カテーテルもそうだけど、体の中に何か入れるの本当に苦手なんです・・・でも幸いまだ麻酔が微妙に効いていたので、それほど違和感なく座薬を入れてもらう事に成功しました。良かったぁ。
座薬はどれくらいで効いてきますか?と聞くと、だいたい30分で溶けますのでそれくらいですと言われました。
あと、寝返りは22時以降でと言われたんですが、こんな痛いのに寝返りなんてできる気がしないので大丈夫です。

22:30 やっと痛み止めが効いてきた
看護師さんの言葉を信じて30分頑張って待ったのになかなか効いてこなくて、1時間経ってやっと少し効いてきました。長かったぁ~。
痛みが強かった時と比べてだいぶ息がしやすくなりました。まだまだ体を動かすと痛いけれど、寝てるだけなら平気なくらいまで痛みは落ち着きました。
気を紛らわすために携帯で各方面に無事出産した旨の連絡をしたり、主人にお兄ちゃんの様子など確認したりしていました。痛みから意識を逸らすって大事~
麻酔の効果はもうほとんど無くなってきました。右足はほぼ自由に動くし、寝返りまではいかずともほんの少し体をずらせるようになってきました。でも一番最初に麻酔が効き始めた左足が最後までしびれています。不思議。
この頃になってようやく足のマッサージ機が気持ちいいと感じられるようになりました。出産前の1か月は足が凄くだるくてそのせいで全然寝られない程でした。あの時これがあったらすごく気持ちよく寝られたんじゃないかなぁ。調べてみたらめっちゃ高いやん・・・

00:00 命の水
日付が変わったので水分補給がOKになりました!長かったぁ~。
水分が取れると言っても、なぜかここにきてそれほど喉が渇かない。あれほど水分を欲していたのに。ずっと入れている点滴のせいでしょうか?よく考えたら普段口から摂取する量以上の水分を入れている気がします。
回診で看護師さんから痛みどう?と聞かれて、痛み止めが効いてきて少しマシになってきましたと伝えました。
もししんどかったら次の痛み止めは3時か4時くらいですので、言ってくださいとのことでした。
看護師さんに明かりを暗くしてもらい(電気のスイッチに手が届かない)、しばらくして眠りにつきました。

~次回、帝王切開翌日の様子。お腹を開いた翌日に自力で起き上がって歩くというノルマ~

 


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